コロナウィルスによる影響が建設現場にも出てきております。
スーパーゼネコンを始め、準大手ゼネコンにおいても工事の一部中断方針を発表いたしました。
建設業は多重下請け構造で成り立っており、職人さんはじめ日当で稼ぐ人も多く中断の補償は誰が負担するのか?という問題があります。
工事中断をする場合でも完成が遅れるだけ、、、という簡単な問題でもありません。
機材やリース等の現場維持費が追加で発生してしまいます。
このような事情もあるので、実際に中断してているケースは、早期に協議成立が可能な公共工事に限られているのが現状のようです。民間発注の工事については発注者との協議によるところが大きいです。身近な建設現場を見てもそのような状況ではないでしょうか。
今後の不動産業界に与える影響が気になるところですが、弊社で行っている都内100坪から200坪程度の賃貸マンションの状況ですが、4月という状況もあり着手前の案件が多く、竣工前の物件は1件のみ。これから6月にかけて内装工事に入る現場が2件という状況です。
このような案件も三蜜を避け、現場作業の重複を避け、配慮しながら進めている状況です。
又、近隣住民の方からニュースを聞きつけて心配する声もあがっており、今後の動向は判断が難しい局面を迎えているのは間違いないです。
目前に迫ったGW前後の感染者が増えないのを願うばかりです