リフレム/CRAFT 代表 緒方大介のブログです。

一級建築士・不動産戦略コンサルタントとして活動中!

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ロマンスカーVSEのデザインは、日本人建築家がやっていた。。 

今日は急いでいたこともあり、ちょっくらロマンスカーVSEに乗車。
ちょっとしたテッチャンですが、VSEはお気に入りです。
Vは、ヴォールト(円弧状の天井)の略で、まさに電車の中はヴォールト天井です。


この車両を設計デザインしたのは、じつは建築家の岡部憲明さんという方
関西国際空港をイタリア人建築家レンゾピアノ氏が設計した際に
日本人で担当した方。随所に建築家らしいディテールが発見できます。

コルビジェの5原則で有名な「水平横長窓」。
この意識があったかっどうか別ですが、私はかってにそう解釈しております。


これは過去に撮った写真ですが、景色が途切れないようにカーテンのレールをワイヤーにしております。
うーん、いかにも建築的。なのです。


そして極めつけは、座席シートが少しだけ窓側にむけてあります。(写真ではなかなかわかりませんが、)

景色を楽しんでもらいたいから、、とのことです。
進行方向にまっすぐ向いて進むのではなく、ちょっと窓側むいて進む。
言葉だけだとちょっと良いそうですが、そんなことはありません。

いろいろな演出がにくいです。

ちなみに下記は、若かりしころ乗ったイタリアユーロスターの写真。
DSC01112_convert_20121116174550.jpg

座席は向かい合わせで「固定」。
真ん中にはコンセントとか、テーブルとかがしくまれた「壁」があります。

日本人のデザインの細やかには関心してしまいますね。

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