リフレム/CRAFT 代表 緒方大介のブログです。

一級建築士・不動産戦略コンサルタントとして活動中!

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新築住宅、いよいよ始まる! 

新宿区で計画を進めていた新築住宅の解体工事が始まった。

が、あいにくの雨。


昭和20年代の建物をリフォームして居住されており、
2オーナーの建物。

老朽かなり進んででおり、リノベーションは視野にありながらも建替え。
今日は解体工事ですが、初めて業者が敷地に手を加えるのでいろいろと大事なポイントもあります。

例えば、道路との境界にある「縁石」。
引き渡し時にちょっと凸凹になっていたら、誰の責任か、、、と始まってしまいます。
境界杭もしかり、です。
ばっちり写真を撮ることを忘れずに。

時々、
リノベーションと新築、どっちがよいか、、、と質問を受けますが、

戸建住宅の場合は窓廻り(サッシ)の具合をポイントにすると良いかと思います。

ここ10年位でガラスの性能は格段にあがり、
かつては高値でなかなか採用できなったペアガラスが標準仕様になりつつあります。
なかでも「LOW-Eペアガラス」と呼ばれる最もグレードの高いガラスも、
フラット35S仕様を筆頭にかなり普及しております。勿論今回も採用してます。
戸建住宅全体で通常のフロートガラスと比べても差額15万円~20万円が相場ではないでしょうか。

戸建のリノベーションは、断熱性能UPや耐震性能確保する工事ををオーナーが負担しなければならない分住宅設備等にコストが掛けられないですね。。。
結局、もう2割の出費で新築じゃん、、、となってしまします。

その点、マンションは耐震性能はRCで全体で負担ですし、
断熱性能は上下左右を住戸に囲まれてますので、断熱をシェアします。
また、サッシはせいぜい、共用廊下側とバルコニー側程度。
一応共用部ですので、手はつけられませんが、、、
リフォーム費用は内装に思う存分掛けられます。

中古マンションを買って、リフォームというストック活用型の住宅購入が注目されつつありますが、
リフォーム費用を含んだ住宅ローン商品というもののどんどん開発されてます。
税制の優遇等、これからも目が離せないです。

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