六本木にあるこちらの書店が閉店とのニュース。
デザイン系の仕事をしたことがある人なら一度は行ったことがある書店。
青山ブックセンター。
特に六本木店は独特の雰囲気を醸し出しており、
自分も建築学生だった頃には幾度となく通ったものです。
上京して初めて建築の作品集を見つけたのもこちらの書店で、
本屋とはこういうとこだったのか!っていう、
田舎から上京してきた学生にしてみれば
ちょっとしたカルチャーショックでした。
本を買わなくなったから書店が閉鎖するのか?
ネット通販が普及したから書店は消えるのか?
書店が閉鎖すると、書籍を見なくなるのか?
あれこれ考えてみるけれども、
同業他社で存続する形態が確かに存在するのだから
それはやり方なのかもしれない。。。
CCCの増田宗昭さんのこちらの書籍には
そういう時代の在り方を考えるヒントが隠されています。
モノづくり、コトづくりにかかわる全ての人の必読の書籍。
中でも印象に残っているのが、
書店の「売り場」は
本当は「買い場」であるべきとの視点。
「売り場」は供給側の視点に立った言い方であり、
顧客側に立った言い方は「買い場」であると。
買う側の視点に立つことで初めて、
陳列が変わり、
接客が変わり、
流通が変わり、
書店が変わる。
最近よく言われる、
AIで仕事を失う人と、仕事を増やす人。
視点はどこにあるか?色々と考えさせれられます。
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